第44回津山納涼ごんごまつり 企画部会 部会長より
2019年12月、突如発生した新型コロナウイルス感染症の影響により、世界中でパンデミックを引き起こし、今まで当たり前だった風景が一変しました。様々な制限や制約がある中での暮らしもすでに2年が経過し、ごんごまつりもその影響を大きく受けました。2019年を最後に2年連続で開催が中止され、伝統ある夏の風物詩に暗い影を落としつつあります。
ごんごまつりは1979年、市民総参加型のまつりを目指し、第1回納涼まつりが開催されました。第7回以降は『よみがえれ川の魂』をメインテーマと定め、「大川」と呼ばれ市民から親しみ愛されてきた吉井川に対する畏敬と感謝の意を表し、今日まで開催してきました。本年の第44回に至るまで、津山を想う人々の手によって、力強く、そして大切に受け継がれています。人口減少や少子高齢化、コミュニティーの希薄化が社会問題となり、それに拍車をかけるように新型コロナウイルスという危機に直面した今こそ、私たちは上流や下流、支流に関係なく、全てのメンバーが互いに手を取り合い、多種多様な意見と素晴らしいアイディアを吸収し「大川」となって、様々な困難や課題に向き合い、まつりという火を灯し、この地域を明るく照らしていきたいと願っています。
本年は史上初のユーチューブ生配信によるハイブリッド開催をはじめ、開催時期の変更や感染ステージによる開催方法の変化、入場時の検温・消毒など、WITHコロナの時代に合った計画をしています。また、3年ぶりとなる大花火大会や奴通りに移動して初めてのごんごおどり、10周年を迎えた和っしょい!津山パレード、特設ステージ、SDGsブースなど、見どころ盛りだくさんのごんごまつりにぜひご期待ください!!
【スローガン】STEP FORWARD ~その挑戦が津山の未来をつくる~
困難に負けず、新たな発想力と固い団結力で挑戦し、最高のまつりを作り上げます!
第44回津山納涼ごんごまつりIN吉井川 企画部会
企画部会長 芦田 雅嗣